NHKで「キラーストレス」の番組が2話連続で放送されました。

よい機会なので、ストレスマネジメントの考え方について

整理していきます。



まず、ストレスマネジメントの流れは4つです。

1. 環境整備、配置転換(ストレッサーの回避)

2. コーピング(ストレッサーの回避) 

3. 認知や行動の修正  (ストレッサーへの対応)

4. 生理へ働きかける (ストレス反応への対応)


番組の内容は23について説明していました。

3は呼吸を使った内観法です。

つまり、2はコーピング(気晴らしなど対処法)、

3は瞑想的な行動療法です。

2のコーピングはストレスのほんの初期の対処法です。

ここで抜け落ちているのが、

3の認知の修正と4の生理へ働きかける方法です。

テレビの構成上、認知の修正やリラクセーションは

説明が難しいのでしょう。



ストレッサーに対する反応の個人差は、

認知的評価の問題が大きく、

そのために、心身の緊張や興奮(ストレス反応)を

改善させるリラクセーション状態を作り出し、

認知や行動を修正する働きかけが必要です。



1.2を繰り返しているだけでは、

回避行動の連続で、環境への適応力やストレス耐性の向上、

さらに、人間的成長性(心理的成長)を

獲得することが困難になります。

もちろん、14の体系的な援助、

社会的なサポートも考慮しなければなりません。



メンタルヘルスの分野におけるストレスケアの役割は


心理教育や個人のストレス耐性の向上が大切になります


ストレスケアの中核は3.4にあり、

それは、場当たり的な回避、対処法ではなく、

じっくり自分自身と向き合うことで、

ストレスに負けない、

ストレスを活かす人生を手に入れることに他なりません。