こころの問題が蔓延している現代において、


私たちは、あまりにも身体を軽んじてきました。


こころの世界だけが、人の生きる世界であると


錯覚してきたように思います。


そして、今まさに情報化社会という、


きわめつけの大脳新皮質的世界に突入しています。


情報と現実の境目が曖昧になり、


バーチャルリアリティという言葉も、


「仮想現実」と訳すより、「実質現実」と訳す方が


ピッタリします。



身体というリアリティを失い、


身体を喪失しようとしていると言っていいでしょう。


私たちは、もう一度、生命の根拠としての身体、


装飾のない本当の自分自身としての


身体に目を向ける必要があります。



じつは、そこにこそ、心のカギがあります。