病気は過去の結果であるが、

他の方法のように過去にさかのぼって、

病の原因を探ろうとしない。


これは、心理療法のように、

現在から過去を振り返り、

自分の体験を再評価して

その意味や価値を感じ取ること、

つまり言語によって過去を清算する方法は、

深い谷にかかった吊橋を渡ることに例えられるように、

本人にとって大変な作業でリスクを伴うからである。

バランスセラピーで、

心理療法のようなリスクなしに過去の清算ができるのは、

リラクセーションの反復により「

自律性解放」が起きるからである。


つまり、筋緊張の解放により

無意識的に過去が清算されるので、

相談者の過去に深く触れることなく、

リラクセーションによりその人が持っている自浄作用、

過去を清算する力を自然に強化していくのである。

現在に生きることを方向づけるのは、

過去の清算や未来の展望よりも

「現在において何が出来るか」が最も大切だからである。


これは「相談者の役割」とも言えるが

「今の自分にとって何ができるか」

を援助することが大切な方向性になる。