生体に外傷や中毒、あるいは寒冷や伝染病などの


「刺激」である「ストレッサー(stressor)」が


加わった際、生体は「刺激」の種類とは無関係に


一連の個体反応である「非特異的反応」を示します。



 この現象を系統的な一連の「反応系」としてとらえ、


1936年から疾病に関するストレス学説を提唱したのが、


カナダの内分泌学者のセリエ(Hans Selye)で、


内分泌学領域に新分野を開きました。


この非特異的反応を「ストレス(stress)」と呼びますが、


換言すると生体に対して何らかの「有害因子」


になるものを「ストレッサー」といい、


このストレッサーが原因で生体が反応して


発生した「状態」を「ストレス」といいます。



ストレス学説における非特異的反応であるストレスは、


主として内分泌系の「脳下垂体」「副腎皮質系」に


よるものとし、これを「汎適応症候群」と呼称し、


警告反応、抵抗期、疲憊期(ひはい-かなり疲れ弱ること)の


3段階に分類しました。