セイクラムとは仙骨のことである。仙人の仙は、非凡、非俗を意味し、不老長寿を意味している。また、セイクラムは、神聖、聖なる骨という原意を持っている。

このセイクラムは、身体の中心、骨盤の中央にあり、背骨の下端に位置腰椎の下方、尾骨の上、骨盤の後ろの壁となり、男女で形状に多少の差がある。



セイクラムは神聖な骨?


元福岡大学副学長、宮野成二教授編著の 「造語方式による医学英和辞典 」(1986・廣川書店刊(802P))には、仙骨(sacrum)について興味深いことが記されている。


「仙骨は死後最後に腐敗する骨であり、復活の日には肉体は仙骨を中心に再構成されるという信仰に基づいている。仙骨は脊椎、頭骨など重要な骨を載せ、前方に腸、特に男女の生殖器などを支え、保護する、すなわち霊器を守る骨であり、あたかも神に供するが如くである。昭和20年まで薦骨と書かれたのは神に供する、すなわち神に薦(すす)める、の意による。」と仙骨の原意を説明している。


また、セイクラムはホメオストレッチの目的である生理学的リラクセーション状態を作り出すときにも重要な役割を持っている。

それは、セイクラムから分布している副交感神経にある。



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