「行動変容」とは、生まれてこのかた、培われてきた行動のパターンを,望ましいものに変えていこうということ。(思考と生活習慣を望ましい方向へ変える)

健康というテーマで言えば,適度な身体活動やバランスのとれた生活習慣(もちろん、自己受容とリラクセーション)ライフスタイルの確立など、一生にわたって日常的に維持されていかなければならない行動を獲得しようということである。
そうは言っても,・・・なかなか、行動を変えるのは難しい。


では,どうしたら行動は変えられるのか。



Bandura
という学者によれば、ある人が行動変容に成功するための鍵は2つ。

行動変容の対象となっている行動がその人にとって望ましい成果をもたらすだろうと考えること(outcome expectancy belief:結果期待感)。


その人自身が実際にその行動を起こすことができると自信を持つこと(self-efficacy belief:自己効力感)。


例えば生涯学習の場合。




学習することによって自分の望む成果が得られると確信し、学習のプロセスの中でさまざまな障害に出くわしても、「学習するプロセスでそのような状況に対処していける」という自信を身につけることによって、「新しいライフスタイルを築き上げる」という課題に成功するというのである。

あるいは、自信をもって学習することができる(高い自己効力感)と思っていても、学習することに何の意義も見い出していない(低い結果期待感)からかもしれない。ある人が学習に挑戦しないのは、学習することは自分の健康(人生)のためによいと思っている(高い結果期待感)にもかかわらず、学習する自信がない(低い自己効力感)からかもしれない。