バランスは「中庸(儒教の用語)」という言葉にも通じています。アリストテレス(ギリシャの哲学者)は、人間の行為や感情における超過と不足を調整する徳としてメソテース(中間にあること)を述べています。英語ではこの中庸をHappy Mean と訳しています。「極端でなく、偏らず、ありのまま」(作為や意図がない)の自然観・人間観を求めたものがバランスセラピー学です。


 これまでの科学や哲学(西洋の思想)は、あくまで「心主体従」の理論です。つまり、人間の知性や理性を頼りにしているわけです。


だから、カウンセリングといえば、誰かに話を聴いてもらう(傾聴)こと、あるいは、自分の話を誰かにする(アサーション)ことになっているのです。


もし、心を心でコントロールできるなら、誰もが心の問題で悩みはしません。心とは、身体全体を含む統一的な連続性の働きの中にあります。


心と身体を分離した方法では、本能的な反応であるストレスの具体的対策にはなりません。


心は体であり、体は心であるという本来一つであるはずの連続性や相互関係を知ることが必要です。



ハンスセリエのストレス学説以来、ストレスへの対応は脳科学、生理学、心理学の分野で大きく発達してきました。その結果、実証的に信頼できるストレス対策は次の2つです。


1・大脳皮質から自律神経系に悪影響を与える情報を防御すること。
2
・すでに出来てしまった有害な回路を遮断すること。



この2つを不可分なものとして、心を含む身体全体に介入する方法を体系化したのがバランスセラピー学です。




 バランスセラピー学は、無理なストレスや疲労によって、人間の気分や行動が認知のあり方(ものの考え方や受け取り方)の影響を受けることから、疲労やストレスの改善を行うとともに、認知の偏りを修正し、本来の自然な自己を回復させることを目的とした体系化した自己成長モデルです。



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