カウンセリング心理学は、「人間とは何か?」という壮大で深遠な哲学


的な疑問に実践的に応える学問ですが、最近ではエビデンス(科学的根


拠)を重視するため、心理統計学に基づく統計リサーチの研究が多く行


われています。




しかし、カウンセラーにとって一番大切なものは「感性」です。心理学


は確率論的世界を重視したサイエンスとした場合、カウンセリングは感


性を大切にするアートの世界です。




感性は、人間の幸せの材料でもあります。感性が優れていれば、花を見


て綺麗だと感じられますが、感性が低下していれば、花を見て何も感動


しません。カウンセラーの感性が低下すれば、それだけ相談者の優れて


いる資質や自己成長の変化を捉えることが出来なくなっていきます。他


者を援助していく場合には、この幸せの材料である感性を育てることが


最も大切なことになります。