「疲れ」は、まだ充分に解明されていない未知の分野です。



たとえば、「疲れた」と言っても主観的なもので、どれくらい疲れたかを客観的に表現するのは困難です。


同じ運動や仕事をしても疲れの程度は人により様々でしょう。


「疲れた」と言う人は、「弱い人」、「根性のない人」のように言われ、職場などでは肩身の狭い思いをしています。




 医学でも、客観的に測定できない「疲労」と言うものは、なかなか治療や研究のテーマになり難いものだったようです。




 しかし、「疲労」の質が変わってきたことで新たな目が向けられ、脳神経学やコンピューターを中心とする周辺科学の進歩により疲労の客観的な測定や、疲労による細胞内や脳内の変化を分子レベルで見ることもできるようになり、「疲労」と他の病気との関連についても徐々にわかるようになってきました。




 最近研究されている「疲労測定法」としては、指先から脈波を測り、心拍の揺らぎや、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを測定する方法や唾液を調べ、その中にヘルペスウイルスがどれくらいあるかを測定する方法などがあります。




 アローバランスグラフは筋肉の歪みを調べて疲労(ストレス)の状態を測定し、一目でわかるようにグラフで表します。