昨日のシマウマの続きです。



筋肉運動に集中するため、この間、胃腸の働きも止まります。


敵との遭遇といった緊急事態になると、カラダ中が総動員で、自分を守るための行動にすぐに移れるよう、エネルギーをためるのです。


シマウマは全身にめぐらせたこのエネルギーを使って懸命に駆けて逃げます。筋肉運動をすることで全身にあふれたエネルギーは消費され、高いエネルギー状態も解消されます。



 ここまでの一連の流れをまとめると次のようになります。

敵と出会う

「戦う」か「逃げる」か、のための準備をする

心拍数、血圧、血糖値などを上げて(=筋肉を緊張させて)、カラダにエネルギーをためる

「戦う」か「逃げる」かの行動によって、エネルギーを消費する

高いエネルギー状態の解消

これが、カラダで起こっている本能的なストレス反応の流れです。


もし、シマウマがライオンと遭遇したときに心拍数、血圧、血糖値を上げて(=体内環境を変化させて。つまりストレス状態にして)、「戦う」か「逃げる」かの準備ができなければ、一巻の終わりです。


抵抗することも逃げることもできずに、餌食となってしまいます。



状況や環境の変化にいち早く適応できる生き物ほど、危険を回避して、生き延びる可能性が高くなります。


つまり、生きるためにストレス反応はとても大切なものなのです。