網様体

脳幹全体に存在する神経細胞・繊維群で脊髄と視床、視床下部、大脳皮質等を結んでいる。



(1)運動や姿勢、バランスの調節等の運動調節。
(2)心血管系や呼吸中枢による生命の維持。
(3)感覚信号を受け、大脳皮質を賦活する意識レベルの保持。
(4)身体の痛覚情報のブロック。 





脳幹(間脳・中脳・橋・延髄)

呼吸の調整

血液の調整

体温の調整・水分・ホルモンの調整

食欲・性欲等の欲望を管理・調整する

睡眠を管理調整する

毒素の排出を調整する

身体維持反射作用(運動機能の管理調整も含む)
身体の左右・上下・前後のバランスの調整
人ごみでぶつからないで微調整して歩く



危機回避作用

自律神経調整作用 

記憶・判断・言語中枢機能・脳神経の伝達管理・視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚  

 

側座核 

大脳辺域系の海馬、扁桃、側座核がこころの脳であることを示している。海馬が記憶系を扁桃が情動系を側座核が意思行動系(やる気)を司っている。


扁桃体

視覚聴覚、嗅覚、味覚など、様々な情報が集まる。それらを統合して扁桃体が刺激されると視床下部に情報を送り、視床下部とつながっているA-10神経からドーパミンが出始める。この時の快感が好きだという感情を生み扁桃体の細胞に記憶される。ものの好き嫌いなどを判断する価値判断の中枢。




中脳
不随意的姿勢保持。体の姿勢・位置を認知し,各種の制御を姿勢筋へ。A10神経



眼窩前頭前野

抑制力の低下

衝動をおさえられない(いわゆる強迫性)。

衝動的行動

性急、考えずに行動する、爆発的、攻撃的行為、怒りっぽい 、自己制御ができず、それが適切でないことを意識しているが反社会的行動に走ってしまう。

無茶な判断・行動

意思決定をする際、不利益な結果を恐れず、高いリスクを冒すことがある。

転導性・被刺激性の亢進

すぐ気が散って本来の行動が中断する。

思いやりの欠如

周囲に対する思いやり、配慮が欠けてくる

対人関係の問題

対人関係の調整ができないこと


前帯状回

発動性低下、意欲低下、発語低下、運動量低下、無関心、無感動。

動機付けを司る部位。何らかの行動を積極的にやるべきか、やらないかを判断する中枢。

「脳血管障害と前頭前野」重野幸次(「Clinical Neuroscience」)


楔前部

大脳辺縁系の一部とされることもある。この領域には感覚情報を基にした自身の身体のマップがあると考えられている。




紡錘回

人の社会性獲得に必須の表情や顔を認知する脳部分が上側頭回や紡錘回といわれる。