対象から相談者に変わるとき



 ストレスケアの対象者はすなわち相談者ではありません。


したがって、一般に対象者が相談者になるためには、


それなりの助走期間が必要になります。


対象者の多くは、問題解決のための即効的で何か特別な方法が


あると考えています。


しかし、個人要因や環境要因からくるストレスの問題は、


手術のようにスパッと切り取るというわけにはいきません。


 確かに相談者は、問題解決の方法を探している人には


違いがありません。


しかし、ストレスケアの相談者は、その問題の解決法を


自己成長によって果たしていくことを自主決定する必要があります。


そのためには、カウンセラーの働きかけにより、


相談者自身が自分を成長させる方法が、


一見遠回りのように見えても結果的には


確実に改善させていく方法であることに気づくことが必要になります。