ストレスと病気の関連を心理面、社会面も含めて考えて行きます。

まず、刺激を受ければ、生体はこれらに適応しようと働き、生体はストレス反応を引き起こします。



しかし、人間関係、仕事、不安感などの現代社会の特徴的とも言える過度なストレッサーや持続的なストレッサー(入力)は、しだいに、個人の持つ適応力の限界を疲弊させ、内部環境を調節する自律神経系、内分泌ホルモン系、免疫系、筋骨格系にストレス反応(出力)としてトラブルを引き起こすようになります。



内部環境の疲労は、人の病気の多くの直接的、間接的起因になっています。つまり、生体のホメオスタシスが破綻し、心を含む身体全体が不調に陥るのです。



このようなストレスからくる病気は、医療モデルとして、生物的因子に働きかけていく方法と、成長(学習)モデルとして、自己生成因子に働きかける方法が考えられます。


また、ストレスが性格要因や環境要因の両面の関与を考えると、ストレスが起因する病気には全人的なアプローチをしていかなければならないのです。