親から強いストレスを受けると、それを受けた子どもは、親と同じような行動をする傾向があります。この親子の行動の連鎖は、相談者に多い問題の一つでもあります。ある30代の母親の相談は、「愛情いっぱいに育てたいのですが、何故かうまくいきません。


逆に子どもに対してイライラや怒りを感じることが多く、自分は母親失格だと思うのです。どうすればよいでしょうか」というものです。



このような現象に私は「魔女の法則」と名づけました。魔女の法則とは、自分の体験を否定することで、その過去を清算しなければならず、清算するために、無意識的に同じ場面を作り出すことです。


自分の体験を否定することは、自分自身や他者を否定することと同じです。否定は、対象(この場合、自分の子ども)に対して、対立関係を生み、怒りの感情を作り出します。


ここにも、過去に受けた母親のストレスが背景にあるのです。