人びとが青少年期に受けた教育はもはや、かれらが満足な生活を送ることを可能にするには十分ではないので、成人は、訓練と新しい技術の研究と獲得をつづけないわけにはいかない。これは実行が困難であると、人びとはいうであろう。


成人には時間がないし、かれらはあらゆる種類の心配事や責任によって心を占められ、疲れている。もちろん、これらの反対には幾分かの真理がある。


しかししばしば引き合いにだされる経済的困難は、大部分根拠がない。そして実際、今日の社会の成人は、認めようとする以上に多くのひまな時間をもっている。


ただ、喫茶店で過ごしたり、テレビを見たり、くだらぬ雑誌を読んで過ごす時間を考えてみよ。疲れきったといわれる成人は、実際、興味があり、そうしたいと望むなら、大きな努力をすることができるのである。



「人々が、生涯にいつでも、自由に学習機会を選択して学ぶことができ、その成果が適切に評価されるような社会」

これは、わが国の生涯学習審議会答申の定義する「生涯学習社会」をつくっていくための理念(考え方)を表した言葉です。


1970年代からは特に学校教育だけでは時勢の変化の激しい今の世の中には対応できなくなってきています。


「生涯学習」とは、自己の啓発や充実のためや、生活の向上、職業上の能力の向上などのために、自分の自由な意志に基づいて、自分に適した手段や方法によって生涯にわたって行う自己実現的学習(自己教育)活動のことです。