家族構成は終戦後、家族法改正に基づき、大家族制から核家族制に大転換を遂げた。


1945年の日本人の平均年齢をご存知ですか? 男性23.7歳、女性32.3歳です。男性が女性に比較して平均年齢が低いのは、いうまでもなく戦争で多くの男性が犠牲になったからです。


それから68年が経過し、今、日本人の男性の平均年齢は45歳になっている。そして、2030年には日本男性の平均年齢が51歳になると推定されている。



ところで、主な国の平均年齢(男性)は、次のとおりです。



日本43.8歳・ドイツ43.4歳・イタリア42.9歳・イギリス39.9歳・フランス39.2歳・ロシア38.9歳・アメリカ合衆国36.7歳・中国33.6歳・ブラジル29.0歳・・・です。


日本の高齢化は世界でも冠たるものですね。



WHO加盟国193カ国の中で、日本は、各国の総人口に占める15歳以下の人口の割合は13% で最下位であり、60歳以上の人口の割合が 29% で世界1位となっていて、世界一子供の割合が低く高齢者の割合が高い国になっています。




 若者が減り、高齢者が増える社会は暗い社会になるのでしょうか。


私は、そうではないと思います。若い世代が多い社会では、成長志向が強く、生活力が旺盛で行動的で、仕事中心、疲労をものともしない。しかし、地位や金銭欲、物質欲が強く、目標達成のためには周囲の迷惑も無視して努力を続ける。


そして、競争が続き、欲求不満が増加、抑圧された不快感情、怒りの蓄積、交感神経の興奮、ステロイドホルモンの過剰分泌・・・ストレス社会という構図になっています。




 これからの日本は、高齢化が進む中で、人生の本当の幸福とは何か、子供たちに何を残せばよいのか、自分が年をとっていく中で、どう豊かに、イキイキと生きればよいのかということが真に問われる社会です。


それは、仕事中心、経済的成長中心の社会から、精神的豊かさ、感性の豊かさ、学びの尊さ、家族の再構築が必然的に始まる社会ということです。



 日本は、世界で最初に「心の豊かさ」に挑戦しなければなりません。そして、そのチャレンジの結果として、必ず、世界で一番幸福な国になることと思います。



 我々は、胸を張って高齢化社会を迎える必要があるのではないでしょうか。

日本の世帯数そのものは、今後20年であまり変動がありませんが、世帯主が65歳以上の家族は15680(千)から2030年は19031(千)に増加し、65歳以上の単身者は4655(千)から7173(千)と増加していきます。