満足について有名な言葉があります。それは老子の


『足るを知るものは富めり。自らに勝つものは強し』です。

また同じ時代に釈迦は次のようなことを述べています。


『足ることを知り、わずかな食物で雑務少なく、生活もまた簡素であり、


諸々の感官が静まり、聡明で高ぶることなく、諸々の人の家で貪ることが


ない。』



ストア派の哲学者でエピクテートスの面白いエピソードがあります。


当時、「嫌だ、嫌だ」と不平不満をいう人を


牢屋に入れようというわけです。


しかし、エピクテートスは


「彼はすでに牢屋に入っているから入れる必要はない」と述べたのです。


つまり、牢屋には自由がないが、彼にはすでに牢屋に入っていると同じよ


うに自由がないという意味ですね。



またキリストは「病んでいる人は幸いなり、彼は癒されるであろう」


「罪深き人は幸いなり。彼は許されるであろう」 と語りかけます。



満足について同じ時代にこのように同じようなことが述べられているのは


大変興味深いものです。