「もう頑張るだけではうまくいかない」現代社会は、そういった時代ではないでしょうか。私たちは、平安時代のころから仏教などの影響を受け、現実の利益を強調した価値を優先させる「善因善果説」を人生のモデルに生きています。



その結果、「良いことをしても、良い結果が得られない」「努力しても報われない」という矛盾や葛藤を体験しています。「会社に尽くしてきたのに」「家族のために頑張ったのに」「一所懸命、頑張ったのに」「信じていたのに」…。



自分が望んだ結果が得られなくて、自己評価が低下、そして、苦しみや悩みを背負うことになります。


 私は、善因善果説がけっして悪いこととは思いません。むしろ人間の行動を望ましい方向へと向かわせるものだと思います。


しかし、人生で誰もが乗り越えなければならない諸問題の中での多くの挫折や失意は、私たちの懸命な努力とは無関係に訪れています。


その結果として、様々な心理社会的問題が発生しているのです。



 問題は、21世紀の世界を生きる私たちに、幸福に生きていくための新たらしい人生のモデルが構築されていないことであります。


バランスセラピー学の要素は、この新しい人生のモデルがあります。