日本の少子高齢化は高速で進んでいるようです。


5年ごとに行われる人口推計で、

50年後、日本の人口は約8700万人に減少し、


そのうちの4割を高齢者が占める超少子高齢化社会となります。


国立社会保障・人口問題研究所によると、



日本の人口は10年に12806万人だったのが、


45年には1億人を割って9913万人になり、


60年には10年より約3割少ない8674万人になると推計されています。



年齢構成では、65歳以上が10年には全体の2割だが、


60年には倍になって4割を占め、0歳から14歳の割合は9.1%と


なって少子高齢化が進みます。



一方で、国連人口基金が26日に公表した


「世界人口白書」によると、


世界の総人口は今月末に70億人を突破。


12年間で10億人増加したことになります。


人口推計を国別に見ると、1位は中国の134800万人、


2位はインドの124200万人となっています。



また、インドの人口は、21年の時点で14億人に達し、


中国を抜いて世界1位になるとの見通しが示されました。


日本の人口は、現在の10位から、50年時点では16位に落ち込む見込みです。



50年後の話ではありますが、


この状況は、明らかに、現在の社会制度である


核家族の制度疲労を露呈させています。


これまでの経済的成長を前提とした家族モデルは、


その成長性を失い、夫婦、親子、分化した


家族間の絆が危うくなっています。


そして、単身世帯の急増を余儀なくさせていくのです。



家族の在り方を改めて再考しなければならない


時代になっています。



こうした状況を踏まえて、今年の家族力講座では、


寛ぎと安らぎのある私的で親密な生活圏であるべき


家族の本来の姿と機能を回復し、



これを新しい社会状況の中で健全な方向に


推進していくためには、家族による主体的な


人間形成に対する取り組みが必要であることを


伝えていきたいと思います。