確かに、今月の12日に月を眺めた。

会食の帰り道、あまりに輝いていたので、何か特別な気がした。

月にはウサギが住む。

その昔、帝釈天が旅人に扮して、サイとサル、カワウソとウサギに出会う。

旅人はとても空腹であったので、サイは焼き魚とお粥を運び、サルは木に登ってマンゴーを

採り、カワウソは生の魚を持ってきた。ウサギは草を運んできたが、食べられないので、

自分自身を食べて欲しいと火の中に身を投げた。

それを見た帝釈天は、なんと素晴らしい行為だろうか。この崇高な自己犠牲の姿を

永遠に残したいと思い、ウサギを月にうつした。

このウサギは釈尊の前世であると伝えられている。

月を見るたびに、この逸話を思い出す・・・。