よく、釈尊のお話をするので、皆さんからどんな書籍を読めばよいですか?

というご質問を受けます。

そこで、今日は、書籍の紹介です。

釈尊については、かなりの本が出版されています。

その中でも、基礎研究が正確で推奨したい本は、

渡辺照宏(2005) ちくま学芸文庫です。

私が授業でよく引用するのは、中村元(1958)ブッダのことば スッタニパータ 岩波文庫

空海であれば、渡辺照宏、宮坂 宥勝(1993)沙門空海 ちくま学芸文庫。

また、司馬 遼太郎(1994)空海の風景(上下) 中公文庫は、読み物としても傑作です。

道元に関しては、まず、正法眼蔵随聞記 水野弥穂子(1992)ちくま学芸文庫、

あるいは、和辻 哲郎(1982)岩波文庫 が入門としてお勧めです。

基礎課程のテキストの意味を深めるためにも、いかがですか?

読書は生涯の楽しみであり、この上ない贅沢な時間ですね!

ただ、先達の英知を単に知識として得るのではなく、

自分自身と他者との無意識的な対立や依存をゆるめ、「自分」ということを取り戻すことを主眼に置くことではなく、そこから脱皮して、「自分」ということを一時棚上げして、他者や周囲の事物と融合(統合)していくことを通じて「一体感としての安らぎ」をどう実現するか、という展開が大切だと考えるのです。