健康保険組合連合会によると、

国民の生涯医療費は2300万円になる。

この内、生活習慣病は30%に達し、

65歳以上で60%を占めている。

わが国は、超高齢者社会を迎えている。

当然、今後の国民の医療費は未曽有の額となるだろう。

いや、その前に、膨大な医療費自体を賄うことは不可能である。

社会保障と税の一体改革について検討していた政府・与党は、

改革成案をとりまとめ、閣議に報告した。


しかし、目指すべき社会保障制度の姿やそれに至る道筋が示されておらず、

また、個々の制度に関しても詰めるべき課題が数多く残されている。


国民間の負担の公平性や給付の重点化・効率化を検討することも

大切であるが、さらに重要なことは、われわれ一人一人の

幸福感や健康感に関する自覚と責任ではなかろうか。


健康と人生は密接である。確かに、遺伝的な要素や環境要因の

影響を受ける。

精神疾患が疾病のトップになる時代性を考えれば、

単に、遺伝や環境が原因であると言うことは出来ない。

自分自身の人生をどう展開していくかということが問われなければならない。


持続可能な健康保険制度の構築に向け、政府・国会にはスピード感をもって

改革に取り組むことを期待すると同時に、「ストレスケア社会」の実現が急がれる。


真の意味での「国家100年の計」は、国民の自己成長の発展にある。


※ストレスケア社会とは、

「国民、一人一人が幸福や健康の決定要素をコントロールすることを可能にした社会」