【人間の成長の方向】

 C.アージリアスは、人間の成長の方向として、「未成熟、成熟理論」に基づき、次のような、未成熟から成熟への成長をあげています。

     「未成熟」     ⇒    「成 熟」

  ・受動的         →  ・能動的で活動的

  ・依存、非主体的     →  ・独立、主体的

  ・浅く移り気な関心    →  ・深く強い持続的な関心

  ・単純な行動様式     →  ・多様な行動様式

  ・目先だけの短期的な視野 →  ・長期的な展望と視野

  ・従属的な存在でありたがる→  ・対等または上位思考

  ・自己の認識に欠ける   →  ・自己理解、自己統合(自己受容)

【子供の条件】

 人格的な子供を定義した「子供の条件」(トンプソン)によると以下のような条件です。大人になっても、このような「子供」が内在していますので、それを成長させていくことが大切です。

① 子供はつねに自分は正しく間違っていないと思っています。

② 自分が思ったとおりにことが運ぶと思っています。

③ 思ったとおりにことが運ばないと怒ります。

④ 親(他者)が自分を体験してくれないと猛り狂います。

⑤ つねに自分を無力と思い、自分を変えずに、つねに他者に要求します。

⑥ すなわち、つねに代わりにやってくれる人や組織がいると思っています。

⑦ したがって、そこでの自己修正や自己成長が起きません。

⑧ 他者の立場に立つことができません。つまり環境や周囲の状況が見えなくなります。

⑨ 自分なりに万事を理解します。

⑩ 現在のこと以外考えようとはしません。つまり、未来の目標に向かって備えることができません。(食べ過ぎるとお腹をこわすから明日に取っておこうが出来ないのです。)

⑪ 自分の失敗を他人や環境のせいにします。

今日は基礎課程修了式です。

ストレス学のエッセンス@美野田啓二

バランスセラピー学は実践的理解を進めていきましょう!