ブッタの教えの核は、次の三つです。


1.悲しみはすべてにやって来る。

2.永遠なものは何もない。

3.常に移ろっている。


これを苦(無常)と呼びます。


最も重要なのは,あらゆるものは常に変わり続けるということです。




今日、紹介したい本は、


「真理のことば、感興のことば」 中村 元訳 岩波書店



この本は、原始仏典の中では最もポピュラーな経典(漢訳は法句経として


知られています)の一つであるダンマパダの訳本です。


スッタニパータと共に原始仏典の、最古層の部類とされています。


以下は、その句です。




他人の過失を見るなかれ、他人のしたこと、しなかったことなど見る必要


がない。ただ自分がしたことしなかったことだけを見よ




わたしたちには子がある。わたしには財があると思って愚かな者は悩む。


ましてどうして子が自分のものであろうか。


どうして財が自分のものであろうか。


もしも愚者がみずから愚であると考えれば、


すなわち賢者である。


愚者でありながら、しかもみずから賢者だと思う者こそ、

愚者だと言われる。



愚かな者は生涯賢者に仕えても、真理を知ることが無い。


匙が汁の味を知ることができないように。


しかしすでに自己が自分のものではない。 


ダンマパダを入門編とすれば、スッタニパータは上級編ですね。